看護師の憂鬱

いつも笑顔でやさしいイメージがある看護師ですが、その笑顔の裏には多くの憂鬱を抱えています。
看護師の憂鬱について詳細⇒現職看護師のつぶやき
残業が多いというのも憂鬱のひとつに数えられるでしょう。2交代制の病院と3交代制の病院とで違いますが、やはりどちらの病院でも残業は日常茶飯事のようです。なかには定時で帰れるほうが珍しいという職場もあります。病院の経営的にギリギリの看護師で回している場合、そういった状態に陥りやすいです。交代する時間になるとやたらと急患がやってくるというのは看護師の世界では常識です。暇なときほど急患はやってこず、まさに残業させることを狙っているかのごとく急患はやってきます。「はぁ、今日も残業か」と看護師の憂鬱がまたひとつ増えるのです。

1. サービス残業
病院の中には日常的にサービス残業を課しているところもあるようです。そういうところは労働基準法に違反しているので早々に辞めるべきでしょう。あるいは労働基準監督署に駆け込んで改善を求めることも必要かもしれません。しかし、なかなか改善されないことを考えると、やはり辞めてしまうのが一番の手かもしれません。幸いなことに、看護師はどこの病院も求めています。ですので、再就職はそれほど難しくありません。

2. 長時間残業
残業が長時間にわたる病院は少なくありません。特に看護師の数が少ない病院などでは日常的に長時間残業が行われています。残業代が出ればそれでいいかという問題でもありません。あまりに長時間にわたる労働時間だと体調を壊すこともあります。体調はお金では買えません。自分の健康を第一に考える必要があるでしょう。特に最近増えている2交代制の病院では特に顕著です。基本的に夜勤は16時間以上の勤務が主流となっています。たとえ途中に仮眠する時間が設けられていたとしても、実際に仮眠できるかどうかは患者の様子によります。不穏な患者が多いときなどはまともに仮眠が取れないこともあります。その上さらに残業となると、ときには労働時間が20時間を越えることもあります。帰りが昼頃になるということもざらにあるようです。そうなればまた体調を壊すリスクが増すでしょう。
看護師にとって残業は非常に憂鬱なものです。なければないに越したことはありません。ただ看護師不足という現状もあり、今なお長時間残業という習慣はなくならないのです。長時間残業の翌日は当然のことながら休みだから遊びに行こうという気持ちになれません。一日中寝て過ごして、これでまた憂鬱になってしまうのです。

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